器質性精神障害

  • 2024年8月14日
  • 2024年9月22日
  • 症例
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器質性精神障害の症状と申請のポイント

症状性を含む器質性精神障害 (1) 症状性を含む器質性精神障害(高次脳機能障害を含む。)とは、先天異常、頭部外傷、 変性疾患、新生物、中枢神経等の器質障害を原因として生じる精神障害に、膠原病や 内分泌疾患を含む全身疾患による中枢神経障害等を原因として生じる症状性の精神 障害を含むものである。 なお、アルコール、薬物等の精神作用物質の使用による精神及び行動の障害(以 下「精神作用物質使用による精神障害」という。)についてもこの項に含める。 また、症状性を含む器質性精神障害とその他認定の対象となる精神疾患が併存して いるときは、併合(加重)認定の取扱いは行わず、諸症状を総合的に判断して 認定する。 (2) 各等級等に相当すると認められるものを一部例示すると次のとおりである。 (3) 脳の器質障害については、精神障害と神経障害を区分して考えることは、その多 岐にわたる臨床症状から不能であり、原則としてそれらの諸症状を総合して、全体 像から総合的に判断して認定する。 (4) 精神作用物質使用による精神障害 ア アルコール、薬物等の精神作用物質の使用により生じる精神障害について認定 障害の程度 障 害 の 状 態 1 級 高度の認知障害、高度の人格変化、その他の高度の精神神経症状が著明 なため、常時の援助が必要なもの 2 級 認知障害、人格変化、その他の精神神経症状が著明なため、日常生活が 著しい制限を受けるもの 3 級 1 認知障害、人格変化は著しくないが、その他の精神神経症状があり、 労働が制限を受けるもの 2 認知障害のため、労働が著しい制限を受けるもの 障害手当金 認知障害のため、労働が制限を受けるもの – 59 – するものであって、精神病性障害を示さない急性中毒及び明らかな身体依存の見 られないものは、認定の対象とならない。 イ 精神作用物質使用による精神障害は、その原因に留意し、発病時からの療養及 び症状の経過を十分考慮する。 (5) 高次脳機能障害とは、脳損傷に起因する認知障害全般を指し、日常生活又は社会 生活に制約があるものが認定の対象となる。その障害の主な症状としては、失語、失 行、失認のほか記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などがある。 なお、障害の状態は、代償機能やリハビリテーションにより好転も見られること から療養及び症状の経過を十分考慮する。 また、失語の障害については、本章「第6節 音声又は言語機能の障害」の認定要 領により認定する。 (6) 日常生活能力等の判定に当たっては、身体的機能及び精神的機能を考慮の上、社会 的な適応性の程度によって判断するよう努める。また、現に仕事に従事している者に ついては、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものと 捉えず、その療養状況を考慮するとともに、仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で 受けている援助の内容、他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで日常 生活能力を判断すること。

症状性を含む器質性精神障害について、一般の人にもわかりやすく説明します。

  1. 症状性を含む器質性精神障害とは?
    • これは、脳の構造的な問題(たとえば、先天性の異常や頭の怪我、病気など)が原因で起こる精神障害です。また、全身の病気(膠原病やホルモンの病気)が中枢神経に影響を与えて生じる精神障害も含まれます。
    • アルコールや薬物の使用が原因で起こる精神障害も、このカテゴリに含まれます。
  2. 他の精神疾患との併存
    • 他の精神疾患と一緒にある場合は、それぞれの症状を総合的に判断して認定します。
  3. 障害の例
    • 障害の程度に応じて、日常生活や仕事にどのくらい影響があるかで分類されます。
  4. 脳の障害と精神障害の区別
    • 脳の障害が原因で起こる症状は多様であり、精神障害と神経障害を完全に区別するのは難しいため、全体的に症状を見て判断します。
  5. アルコールや薬物による精神障害
    • アルコールや薬物によって起こる精神障害は、その原因や経過を詳しく考慮して判断します。急性の中毒や身体依存がない場合は、対象外です。
  6. 高次脳機能障害とは?
    • これは、脳の損傷が原因で起こる認知障害のことで、日常生活や社会生活に影響を与えるものです。主な症状には、言葉がうまく使えない、動作ができない、物が認識できない、記憶障害、注意障害、計画を立てて実行する力の障害、社会的な行動の問題などがあります。
    • リハビリなどで改善が見られることもあるため、症状の経過を考慮します。
  7. 日常生活能力の判断
    • 日常生活の能力を判断する際には、身体的機能や精神的機能、そして社会でどのくらい適応できているかを考えます。
    • 仕事をしている人の場合は、ただ働いているだけで生活能力が高いとは言えません。どのようなサポートを受けているかや、職場でのコミュニケーションの状況などを詳しく見て判断します。

このように、症状性を含む器質性精神障害は、脳や全身の病気が原因で起こる精神の問題を含んでおり、個々の状況を詳しく見て判断されます。質問があれば、遠慮なくどうぞ。

申請のポイント

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